夕闇の中 携帯の光り頼りに
君のことばかり ひたすら考えて
1人で  ただ ただ 泣きました。



静か過ぎるこの部屋は
何もかもがイミテーションで
毀れた私以外 有機物は
何にも 有りはしないの







枕元には君からの手紙
狂ったみたいな 愛の羅列
あの頃の私は 君を ’HERETIC’だと哂ったけど
今思えば もうそのときから
侵されてたんだろうね



((君は梅毒みたいだ))



遠くで犬が鳴いている
きっと寂しくて仕方ないんだ
死んでしまった恋人を
探し続けるあの子と一緒で。




((君が好きで どうにかなりそう))




やさしく私を抱く君の
腕から分かる 確かな狂気
ああ イカれちゃってるんだね そうだね





(((君の存在は 私を狂気へと
    堕落させる)))





・・・・・そう、ごめんね。






05.6.24 「suicide」